はしだ みきこ
Hashida Mikiko
1979 大阪府出身
2000 嵯峨美術短期大学日本画コース卒業
2002 京都嵯峨芸術大学短期大学部専攻科日本画教室卒業
【個展】
2005 コーヒーカップデザイン画展 (ever’s/大阪/水彩画)
2009 アートフラッシュはしだみきこ展
(枚方市立御殿山生涯学習美術センター/大阪/絵本原画・陶芸)
2014 ホーチミン絵日記 (Repos de midi/大阪/水彩画・油絵・陶芸)
2016 ひとひら絵日記
(Repos de midi/大阪/水彩画・オリエステルクラフト)
2017 つなぐつなぐ
(Repos de midi/大阪/水彩画・オリエステルクラフト)
【グループ展】
2001 ちはる展 (nasic square/京都/日本画・絵本)
2004 ART EXPO 04 (京都市役所前/京都/絵本原画)
AIMRYS展 (SEWING GALLERY/大阪/絵本原画)
2006 AIMRYS展 (SEWING GALLERY/大阪/絵本原画)
2007 ウーロンズ・団地ランチ展 (おてらハウス/京都/絵本原画)
2008 AIMRYS+展 (Repos de midi/大阪/絵本原画・陶芸)
2009 コトラコ展 (ぎゃらりぃ西利/京都/絵本原画・陶芸)
2010 ふたり展「とりのもり」
(ぎゃらりぃ西利/京都/水彩画・アニメーション・陶芸)
2016 キテ・ミテ 中之島
(京阪電車なにわ橋駅/ 大阪/水彩画・オリエステルクラフト)
2017 キテ・ミテ 中之島
(京阪電車中之島駅/ 大阪/オリエステルクラフト)
ひらかたまちかど空間アートフェスティバル
(京街道枚方宿 /大阪/水彩画・オリエステルクラフト)
枚方の美術家ミニアチュール展
(枚方市市民ギャラリー/ 大阪/オリエステルクラフト)
2018 枚方の美術家ミニアチュール展
(枚方市市民ギャラリー/ 大阪/オリエステルクラフト)
2021 枚方の美術家展(枚方市総合文化芸術センター/ 大阪/水彩画)
2023 枚方の美術家展(枚方市総合文化芸術センター/ 大阪/水彩画)

オリエステルおりがみ®とは
素材メーカーである東洋紡株式会社が生み出した新素材、「水に強い」「やぶれにくい」「透明で光沢がある」という3つの特性を持つ、折れるポリエステルフィルム「オリエステル®」をベースに、西陣織の金銀糸など伝統的なフィルム加工製品を手掛ける株式会社カクワが作り出した、日本の技術・デザインが詰まったクールジャパンなおりがみです。
また、3つの特性だけでなく、フィルム加工技術によりインキが取れないようになど、安全性、環境面にも配慮されています。
これまでにない特別なものにしたいという日本のものづくりのこだわりがたくさん詰まったおりがみです。
オリエステルおりがみ®との歩み
2016年、2017年、京阪電車駅構内に作品を展示する「キテ・ミテ中之島」にて、新素材オリエステルおりがみ®でこれまでにない新しい作品をと、京阪電車をモチーフにした作品を制作しました。
2017年に制作した作品の1つが「オリエステル®トレイン」として商品化しています。
その後、オリエステルおりがみ®を販売する際に見本になるような季節のおりがみ作品を作って欲しいとご依頼を受けました。
始めは、おりがみ伝承折りで、鶴、七夕飾りやくす玉などを作っていましたが、もっと特性を活かすため、オリジナル作品に発展していきました。
その後、柄展開のデザインのご依頼を受けるようになりました。
そして、特性を最大限活かすデザインをと、試行錯誤の末生まれたのが、透明性を活かした切子、レース柄、質感を活かした陶器、漆器柄です。
また、日本の四季をイメージした折り鶴専用の柄も展開しています。
デザインさせていただく中、伝統、文化、工芸の素晴らしさに触れることができ、とても楽しく、また、私自身としては、手芸、工作、パステル画、水彩画、油絵、日本画、陶芸、など、色んな表現方法を経験してきた全てのことが土台となり、点が線に繋がっていくような感覚がありました。
デザインする際に特に気をつけていることは、おりがみとして折っても綺麗、折らずにそのままでも綺麗な柄であることです。
それは多くの人に楽しんでいただくためです。
作ることが苦手な方でも、そのままテーブルに置くだけ、透明のグラスやペットボトルに巻くだけ、額に入れて飾るだけでも楽しんでいただけます。
また、特性により、屋外展示、料理の盛り付け、レジンやハーバリウム、ライトを使った展示など、暮らしの中で色んな楽しみ方に展開できます。
デザインさせていただいた柄のオリエステルおりがみ®が誰かの手によって、新しい作品に生まれ変わっていくと思うとワクワクします。